- 縮毛矯正をやめたいけど怖い
- 縮毛矯正をやめたあと、どんなヘアスタイルにしたらいいの?
- 自分のくせ毛に自信がない…
縮毛矯正をやめる勇気が出なかったり、やめた後の髪型に不安があったりする人は多いです。しかし縮毛矯正をやめても、くせ毛を活かした素敵なヘアスタイルで過ごしている人はたくさんいます。
この記事では縮毛矯正をやめる方法と、やめた後のおすすめヘアスタイルを紹介します。記事を読めば、スムーズに縮毛矯正をやめる方法が分かります。
縮毛矯正をやめたあとすべて地毛になるためにかかる期間はショートの人で約1年、ロングの人で約2~3年です。ストレートアイロンで伸ばしたり毛先にパーマをかけたりすることで、縮毛矯正をやめる過程を楽に過ごせます。
【縮毛矯正をやめる方法】3ステップ
縮毛矯正をやめるのに特別な方法はありません。以下の3ステップで、髪の毛が伸びるのをじっと待ちましょう。
- 縮毛矯正をかけるのをやめる
- くせ毛部分が伸びてくるのを待つ
- 縮毛矯正した部分の髪の毛を切る
①縮毛矯正をかけるのをやめる
まずは、縮毛矯正をかけることをやめます。今まで縮毛矯正をかけ続けてきた人にとって、とても勇気のいることです。でもその決断は、くせ毛を活かすスタイルを作る第一歩。ステキなカーリーヘアを目指してがんばりましょう!
もしどうしても縮毛矯正をかけることが我慢できない場合は、かけてもいいです。気持ちが固まったタイミングで、また脱縮毛矯正に挑戦しましょう。
縮毛矯正をやめるときは、結べるくらいの長さにしておくのがおすすめ。クセで広がっても結んでしまえば気になりません。
②くせ毛部分が伸びてくるのを待つ
頭皮から生えてくる髪はくせ毛です。くせ毛部分が伸びてくるのを根気よく待ちましょう。髪の毛の伸びる速さは1日に約0.3~0.4mm、1ヶ月で約1cm、1年で約12cmです。髪の毛が伸びて、すべて地毛(くせ毛)になるには長い時間がかかります。
⇒ 縮毛矯正をやめるのに必要な期間
くせ毛部分が伸びるまでは髪の根元近くはくせ毛、毛先はストレートと違和感のあるスタイルになります。髪を結んだり真っ直ぐにブローしたりして、工夫しながら乗りきりましょう。
⇒ 縮毛矯正をやめた後のスタイリング法
③縮毛矯正した部分の髪の毛を切る
くせ毛部分が伸びてきたら、毛先の縮毛矯正がかかった部分の髪の毛を切ります。髪を切るタイミングはいつでもOK。くせ毛部分をしっかり伸ばしたあとで切る人もいれば、ある程度伸びたところでベリーショートにする人もいます。
自分の好きなタイミングで、縮毛矯正部分を切っていきましょう。
縮毛矯正をやめるのに必要な期間
縮毛矯正をやめてすべて地毛(くせ毛)になるにはショートヘアなら約1年、ロングヘアなら約2~3年かかります。かなりの根気が必要です。
しかし以前に比べると今はくせ毛の活かし方も確立されているし、脱縮毛矯正中の対処方法もあります。あまり怖がらなくても大丈夫です!
縮毛矯正をやめるタイミング
縮毛矯正をやめるのに良いタイミングは以下のとおりです。
- ストレートヘアが似合わなくなってきた
- 髪が傷んできた
- 縮毛矯正にかける時間・お金がもったいないと感じる
- 縮毛矯正をかけることに疲れた
ストレートヘアが似合わなくなってきた
ストレートヘアがなんだか似合わなくなってきたら、縮毛矯正をやめるのがおすすめ。違和感を持ちながら毎日鏡を見るのはつらいからです。
ただしくせ毛を活かしたカールヘアがしっくりくるとも限りません。自分にどんなヘアスタイルが合うか考えてみたり、行きつけのサロンの美容師さんに相談したりしてみましょう。
髪が傷んできた
髪が傷んできたら、縮毛矯正のやめどきです。縮毛矯正は薬やアイロンを使って髪を強制的に伸ばす施術。髪の毛に大きな負担をかけます。髪が傷んできたなら、ダメージが蓄積している可能性もあります。
縮毛矯正にかける時間・お金がもったいないと感じる
縮毛矯正にかける時間やお金がもったいないと思うなら、やめるのがおすすめ。1回の縮毛矯正には、約2~3時間かかるのが普通です。料金は約1万円~2万円が相場。髪の長さや美容室によって異なりますが、多くの時間とお金がかかることはかわりありません。
時間やお金は大事!もったいないと感じるなら、やめてしまいましょう。
縮毛矯正をかけることに疲れた
縮毛矯正をかけることに疲れたなら、思い切ってやめるのも一つの方法です。疲れることを長く続けていくのはつらいからです。
くせ毛を活かしたステキなヘアスタイルのカーリーガールたちはたくさんいます。縮毛矯正をやめても、大丈夫です!
⇒ ゆきなのインスタグラム
縮毛矯正をやめた後のスタイリング法
縮毛矯正をやめた後のスタイリング方法には以下の3つがあります。上手にスタイリングして、くせ毛が伸びるまでのつらい時期を乗り越えましょう!
- 髪を結ぶ
- くせ毛部分にストレートアイロンをかける
- 毛先にパーマをかける
髪を結ぶ
髪を結ぶのはスタイリングとはいえませんが、縮毛矯正をやめたあとは髪を結んでおくのが一番ラクです。毛先はストレートなので、スタイルを気にする必要もありません。ビーズやストーンが付いたゴムやシュシュなどを活用すると、可愛くなります。
帽子をかぶったり、ヘアバンドをつけたりするのもおすすめです。縮毛矯正をやめたあとは気分が落ち込みがち。可愛いアイテムを利用して、楽しく乗り切りましょう。
くせ毛部分にストレートアイロンをかける
伸びてきたくせ毛の部分にストレートアイロンをかける方法もあります。髪の根元から毛先までストレートであれば、違和感はゼロです。
ただし時間が経ったり湿気が多い日だったりすると、くせ毛に戻りやすいので注意が必要です。
毛先にパーマをかける
縮毛矯正がかかっている部分をコテで巻いたり、パーマをかけたりする方法もあります。
私もパーマをかけていました↓↓
パーマは髪のボリュームを見ながらバランスよくかける必要があるので、担当の美容師さんに相談してください。
縮毛矯正をやめるメリット
縮毛矯正をやめるメリットには以下の3つがあります。
- 時間に余裕ができる
- お金が節約できる
- マンネリ化からの脱却
時間に余裕ができる
縮毛矯正をやめると時間的な余裕ができます。縮毛矯正は1回に約2~3時間、あるいはもっと時間がかかります。子育てや仕事が忙しいときに、時間を作るのは大変です。せっかく取った休みが、縮毛矯正でつぶれてしまうのももったいない。
縮毛矯正をやめれば、充実した休みを過ごせます。子どもの預け先に苦慮したり、留守番で寂しい思いをさせたりすることもありません。
お金が節約できる
縮毛矯正をやめるとお金の節約ができます。縮毛矯正には1回約1~2万円かかります。4ヶ月毎に1回かけるとすると、1年間で約3~6万円必要です。他にもトリートメントやカラー、カットなどをするとさらに料金が加算されます。
縮毛矯正をしなければ、1年間で約3~6万円が浮きます。プチ旅行に行ったり、豪華な食事をしたりもできますね。
マンネリ化からの脱却
縮毛矯正をやめれば、マンネリ化から脱却できます。ストレートヘアは、変化をつけづらいスタイルです。スタイリングやアレンジに気を使わなければ、ずっと同じヘアスタイルになってしまいがち。ヘアスタイルに飽きている人も多いのではないでしょうか?
縮毛矯正をやめると最初は大変ですが、慣れればくせ毛を楽しめるようになります。自分のくせ毛に自信が持てるようになりますよ。
縮毛矯正をやめるデメリット
縮毛矯正にメリットがある一方で、デメリットもあります。デメリットを把握した上で、縮毛矯正をやめる決断をしましょう。
- 髪がストレートでなくなる
- 周りの目が気になる
- 朝のスタイリング時間が長くなる可能性がある
髪がストレートでなくなる
当たり前ですが、縮毛矯正をやめると髪の毛がストレートでなくなります。縮毛矯正を長く続けてきた人は、つらく感じたり現実を受け入れられなかったりするかもしれません。
でも、自分の素の髪の毛(くせ毛)で過ごすのもいいものですよ。ストレートヘアが恋しくなったら、ヘアアイロンで伸ばせばOK。くせ毛とストレート(アイロンで伸ばす)を両方楽しんでいる人もいます。
周りの目が気になる
縮毛矯正をやめると、周りの目が気になる可能性があります。特にくせ毛部分を伸ばしている途中は、くせ毛と縮毛矯正の境目が目立つため気になるかもしれません。
しかしくせ毛は、ストレートヘアの人から見るとうらやましいスタイルでもあります。なにもしなくても、パーマをかけたようにキレイなカールが出せるからです。職場などで褒められる人が続出しています。
朝のスタイリング時間が長くなる可能性がある
縮毛矯正をやめると、朝のスタイリング時間が長くなる可能性はあります。縮毛矯正をかけていれば、簡単なスタイリングで済みます。しかしくせ毛の場合はやや扱いづらいので、キレイにスタイリングしようとすると時間がかかるのは間違いないです。
でも慣れると速くなってきます。簡単なまとめ髪なら、まとまりやすいくせ毛のほうがラクにできます。私のヘアアレンジを参考にしてくださいね。
縮毛矯正をやめるときの注意点
縮毛矯正をやめるときの注意点は以下の2つです。覚えておきましょう。
- 雨の日や湿気が多いときに挫折しやすい
- ヘアケアに力を入れる
雨の日や湿気が多いときに挫折しやすい
縮毛矯正をやめても、雨の日や湿気が多い場面で挫折しそうになります。湿気が多いと、くせ毛がチリついたり広がったりして収拾がつかなくなるからです。特に前髪は、どうしたらいいのか困ってしまう人も多いです。
雨の日や湿気の多い場面では、髪を結んでしまうのがおすすめ。前髪は作らず、上げてしまうとストレスも減ります。
⇒ くせ毛前髪スタイリング
ヘアケアに力を入れる
縮毛矯正をやめたあとは、ヘアケアに力を入れましょう。くせ毛は傷みやすく、乾燥しやすいからです。パサパサしていると、汚く見えてしまいます。シャンプーやトリートメントに気を使い、くせ毛をケアしましょう。
⇒ くせ毛に使うべきトリートメント
縮毛矯正をやめたきっかけ
私が縮毛矯正をやめたのは、疲れたからです。今まで自分の髪を偽ってきたけど、一体いつまで続けるんだろうと考えると気が遠くなりました。時間やお金ももったいないと感じるようになりました。このまま縮毛矯正を続けてもいいことないな~と思ったら、ふとやめる決心がついたのです。
縮毛矯正しないほうがいいなんて言いません。子どもの頃夢にまで見たストレートヘアを満喫できたから。でも今では、縮毛矯正をやめて本当によかったと思っています。自分のままでいられるって幸せです。
くせ毛を活かして潤いのあるカーリーヘアになれる方法があります。「カーリーガールメソッド」という海外で流行している方法です。くせ毛を上手に活かすには最強の方法だと思うので、ぜひチェックしてみてください。
⇒ カーリーガールメソッドを徹底解説
縮毛矯正に疲れたらやめても大丈夫!
縮毛矯正をやめる手順は以下の3ステップです。
- 縮毛矯正をかけるのをやめる
- くせ毛部分が伸びてくるのを待つ
- 縮毛矯正した部分の髪の毛を切る
縮毛矯正に疲れたり、時間やお金がもったいないと感じたりしている人は、思い切ってやめてみましょう。縮毛矯正をやめても、くせ毛を活かしてステキなヘアスタイルにできます。
ネットやインスタグラムなどのSNSを検索すれば、くせ毛をステキに活かしている人をたくさん見つけることができます。私のインスタグラムもぜひ参考にしてくださいね。
⇒ ゆきなのインスタグラム